2009年10月26日 Microsoft Update & proxycfg [長年日記]
_ Microsoft Update & proxycfg
今さらではあるが、とある理由で Windows2000 Professionalをインストールして使う事となった。セキュリティ面では、
- 通常利用するユーザはUsers権限(制限ユーザ)
- アンチウイルスはClamWinで定期スキャン実行(Daily)
- Microsoft Update自動実行(Daily)
と、低予算のかなり緩め。それゆえ、この程度は確実に実行されている事を確認しておこうと思った。
Microsoft Updateの実行結果は、%windir%\Windowsupdate.logに記録される。普通にnotepad.exeで覗いてやればいい。
で、しっかりとエラーが出ている。自動更新に関しては一度も成功していない...。
ログをつぶさに観察すると、8024402Cというエラーコードが表示されている。でこれを検索すると、ようするにサーバに通信できないとの事で、原因としてはproxy経由でサーバにアクセスする必要がある環境に置いては、IEの設定を引き継ぐわけではなく、自前でproxyを利用する事を設定してやる必要があるとの事。
でそれを設定するためには、
proxycfg -u net stop wuauserv net start wuauserv
をコマンドプロンプトから実行してやるだけ。これでIEでのproxy設定がMicrosoft Updateのそれに引き継がれる...。
で、実際にやってみると、Windows2000にはproxycfg.exeが入っておりません。でもMicrosoft からダウンロード出来るので、そこから入手する。
Windows2000での動作は検証していないなどと不安な記述も見られるが、実際使ってみると問題なく設定できて、Microsoft Updateの自動更新も正常に完了するようになった。