2011年08月29日 Install Slackware-13.37 on Libretto U100 [長年日記]
_ Install Slackware-13.37 on Libretto U100
Slackware-13.37を東芝Libretto U100にインストールした際のメモ。
インストール作業
インストール作業そのものは特筆すべき所はない。いつもどおりに完了。
xorg
rootでstartxを実行。/etc/X11/xorg.conf無しの状態で、U100の特殊な解像度の液晶ディスプレイ一杯に、何の問題もなく実行される。DRIも有効な状態。
唯一、日本語キーボードの設定が有効になっていないので、ここだけ設定が必要。
# cp /usr/share/X11/xorg.conf.d/90-keyboard-layout.conf /etc/X11/xorg.conf.d # vi /etc/X11/xorg.conf.d/90-keyboard-layout.conf Section "InputClass" Identifier "keyboard-all" MatchIsKeyboard "on" MatchDevicePath "/dev/input/event*" Driver "evdev" Option "XkbLayout" "jp" # <-- 日本語キーボードの設定 #Option "XkbVariant" "" Option "XkbOptions" "terminate:ctrl_alt_bksp,ctrl:nocaps" # <-- CapsLockをCtrlの割り当て EndSection
ウィンドウマネージャをKDE -> fvwm2へ変更
startx実行時のデフォルトウィンドウマネージャをKDEからfvwm2に変更する。
# cd /etc/X11/xinit # rm xinitrc # ln -s xinitrc.fvwm2 xinitrc
一般ユーザでのstartx
一般ユーザでstartxすると、
Protocol not supported by server
とのメッセージを出して起動に失敗する。xdmを起動しての運用は問題ないので、とりあえずこの件は放置。
ログインマネージャをKDE -> xdmへ変更
/etc/inittabのrun levelを3 -> 4に変更した場合のログインマネージャを、KDEからxdmに変更する。/etc/rc.d/rc.4を参考に
# chmod -x /usr/bin/kdm
とする。
GTKとkinput2でプチ問題発生
GTK(2.24.4)を使ったアプリケーションとkinput2の組合せだと、変換ウインドウ(と言うのか?)
[ あ ]
こういうやつが
[ ]
こういう状態で表示される。Xのリソース設定周りでなんとか対処できんもんかと思うが、実質的にはさほど困らないので、とりあえず放置。
いいかげん、Canna+Kinput2の組合せから卒業せいということかもしれんが、skkdicを放り込んで鍛えた辞書環境を手放せないでいる。