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2010年06月10日 Slackware-13.1 日本語キーボード

_ Slackware-13.1 日本語キーボード

Slackware-13.1をインストールする機会があった。一番最近インストールしたのはSlackware-12.2だった。

いつもどうりにインストールは進んだのだが、xorgの設定で手こずった。どうしても日本語キーボードに設定できない。

今までなら、xorg.confXkbModelXkbLayoutあたりを設定すれば済んでいたのだが、どうやら今回は事情が違うよう。

よくは分からないが、最近のLinuxでは入力イベントをさばく機構がevdevhaldという物の連係プレーになっているらしく、そのため昔のやりかたは一部通用しなくなっている。

Google先生にお尋ねすること数時間、以下の方法が見えてきた。

.xinitrcなどからコマンドで設定する方法

setxkbmap -rules evdev -model jp106 -layout jp

xorg.confで設定する方法

以下を突っ込んでおくと、従来通りXkbModelXkbLayoutで設定できる。

Section "ServerFlags"
        Option   "AllowEmptyInput"     "false"
        Option   "AutoAddDevices"      "false"
        Option   "AutoEnableDevices"   "false
EndSection

10-keymap.fdiによる方法

cp /usr/share/hal/fdi/policy/10osvendor/10-keymap.fdi /etc/hal/fdi/policy/

した後、/etc/hal/fdi/policy/10-keymap.fdiを

<merge key="input.xkb.layout" type="string">us</merge>

                        ↓ 変更

<merge key="input.xkb.layout" type="string">jp</merge>

した後、haldを(めんどくさければマシンごと)再起動する。

この3つの方法は、後の方法ほど真っ当な方法らしいのだが、今回は従来通りにxorg.confで設定できるように、2番目の方法を採用した。なお、2番目の方法は上記の10-keymap.fdiの中にコメントとしてアドバイスされていた。