で、喜び勇んでLib100のポトリのUSBポートに差し込んでみたのですが、 全く動かない...。こりゃぁ、外れを掴まされたか...と思ったのですが よくよく調べてみると、カーネルにUSBサポートを組み込まないと、 USBの電源が通電しないらしい。
# # USB support # CONFIG_USB=y CONFIG_USB_OHCI=y CONFIG_USB_HID=yカーネルを再構築して、USBに接続すると見事に周り始めました (あたりまえですが(^^;)。風量は充分すぎる程で、熱暴走対策 としては充分に機能しそうです。
が...この扇風機、思ってた以上にうるさいのです。同室の テレビが聞こえにくいぐらいに...。
もともと風量は過ぎるぐらいにあるので、常時ONである必要も 無く、一定温度を超えれば周り始めるようになればベストなのです...。
そして、USB扇風機とFAN-SW5を合体させるのですが、多少なりとも電子工作の 経験のある方にとっては何て事のない作業です。とりあえず、FANに付いていた 白色LEDをとっぱらい、FAN-SW5の電源(5V)、GNDをUSBコネクタからの 電源(5V)、GNDと接続します。またFAN-SW5のFAN(+)、FAN(-)をモータの (+)、(-)にそれぞれ接続します。ちなみに、このように都合4本の線を 半田付けするだけなのですが、結線には10base-Tの余りを利用しました。 まさに素人の怖いもの知らずです。
結線の確認が済んだら、USBポートに接続し、サーミスタ部分を PCMCIAスロットのすき間に差し込み、温度を検知させます。 基板上の可変抵抗を調節し、摂氏50度を超える辺りでスイッチオンと なるように調整しました。ファンが周り始めて、摂氏45度程度まで 温度が下がるとスイッチオフになるようです。
さて、このようにして、温度による制御は問題無く出来るように なったのですが、やはりファンの音が気になります。間欠的に 作動することで、かえって耳につく場合もあるようです...。
で、モータの両端の抵抗を測ると7Ω程度だったので、 「半固定抵抗 B100Ω/RJC06W (231円)」をまたまた 共立エレショップ にて購入。
回路に直列に半田付けし、元々USB扇風機のスイッチが付いていた穴から 可変抵抗を引き出して外部から調整できるようにしました。さて、実際に 調節してみると、30Ω程度まで抵抗値を上げると、モーターが廻らなく なります。かつ、可変抵抗そのものが火傷する程熱くなりました(^^;。 家が燃えてはシャレにならんので、回転数を落とすのはそこそこに とどめておきましょうか...。
で、完成図はこのような感じです...
そして、装着時の様子。風向きを空いているPCMCIAスロットに
直接吹き込むようにセッティングしています。